苦い、又は渋い入れ方

別方法(私が普段している方法)

  どうしても甘みを、いう向きには下記の方法を試してみてください。実は私は上記のように偉そうなことを書きましたがこれで飲んでいます。

  ☆ これは3までは同じで、お湯の入れ方に特徴があることです。甘みを引き出すと書きましたが、茶のすべての味(多分)を楽しみたい向きに、といったほうが正しいかもしれません。私の父親(故人)当人が自分で入れていたのを見て、「ああこれはうまそうだな(甘いな、ではありません)」と思っていたのであろう自分もそうしていました。 茶業者の端くれであった親父もきっと入れ方についてはぬるめのお湯で、といっていたはずですが当人は違う方法で入れていたのですね。前置きが長くなってしまいましたが方法は簡単です。熱湯を注ぐところまでは同じですが、まず急須に入れた茶葉の上面までひたひたになるくらいに熱湯を注ぎ、軽くまわして攪拌しながら湯を冷ましていきます。茶がよく浸出したところで人数分に足りる程度の熱湯を注ぎます。入れた湯の色具合を見ながら自分の好みにしてから各茶碗に注いでいきます。これで出来上がりです。 多分親父は気が短かったのと茶葉の全体の味のチェックを兼ねてそうしていたのかなと今は考えております。徒然なるままにいろいろ書いてみましたが、これはあくまでもひとつの方法であって、茶葉の種類によっていろいろな調整が必要であるということですが、それは茶業者がつくる定義ではなく飲む方々がつくる定義です。いろいろ試されてみることが賢明と思います。

追伸:何回も試して日本茶をいっぱい買ってください(一茶業者より){笑}{嬉}

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